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昔のアイアンのロフトを今のアイアンと比較してみた!ストロングロフトのメリット・デメリットも解説

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ゴルフクラブは毎年のように新しいモデルが発売され、進化し続けています。

特に「飛距離」という面では、昔のクラブに比べると遥かに「やさしく簡単に」飛ばせるようになっていると思います。

ドライバーに関しては、個人的に現在の規制内における飛距離性能の進化は限界点に達しているような気がしていますが、「自分に合うシャフト、ヘッド選び」さえできればまだまだ飛距離アップは可能だと思います。

アイアンに関しても最近は「飛び系アイアン」が主流になっているように思います。

皆さんもどこかで『今の7番アイアンは昔の5番アイアンと同じ』という言葉を見たことがあるのではないでしょうか?

つまり、昔のアイアンに比べて今のアイアンは「ストロングロフト化が進んでいる」ということですが、一体昔のアイアンってどれくらいのロフトだったのでしょうか?

また、なぜ今のアイアンはストロングロフト化しているのか?そのメリットは?

今回はこれらの疑問についてできるだけ分かりやすく解説していこうと思います♪
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昔のアイアンのロフトと最新アイアンのロフトを比べてみた!

ミズノMP33(10年前のモデル)
番手 ロフト角 長さ(インチ)
4 25 38.25
5 28 37.75
6 32 37.25
7 36 36.75
8 40 36.25
9 44 35.75
PW 48 35.25
SIM MAXアイアン(最新モデル)
番手 ロフト角 長さ(インチ)
4 19 39.12
5 21.5 38.5
6 25 37.87
7 28.5 37.25
8 32.5 36.75
9 38 36.25
PW 43 35.75

ここでは10年前のモデル「ミズノMP33」と最新モデル「SIM MAXアイアン」を比較してみました。

まず、7番アイアンのロフトだけで比較してみると…。

ミズノMP33(7番) SIM MAX(7番)
ロフト角 36 28.5

同じ7番アイアンでも、昔のアイアンと最新モデルでは『7.5度』ものロフト差があります。

アイアンは1番手で約4度のロフト差があるので、昔のアイアンと最新モデルでは『2番手分のロフト差』があるということになります。

実際にミズノMP33の7番アイアンとSIM MAXの5番アイアンのロフト角を比較してみると以下のようになります。

ミズノMP33(5番) SIM MAX(7番)
ロフト角 28 28.5

このように、昔のアイアン(5番)と最新アイアン(7番)のロフト差はほとんどなく、記事冒頭でも述べた『今の7番アイアンは昔の5番アイアンと同じ』という言葉通りの結果となりました。

なぜ最新モデルはストロングロフト化しているのか?メリット・デメリットはある?

ここまでは昔のアイアンと最新アイアンのロフト角を比較してきました。

ではなぜ、最新モデルのアイアンはストロングロフト化しているんでしょうか?その理由と、アイアンはのストロングロフト化によるメリット・デメリットについても考えてみました♪

アイアンの素材・ヘッド形状の進化によってストロングロフト化が可能になった!

単純にロフトは立つほど飛距離は伸びます。昔のアイアンだってロフトを立てれば飛んだはずです。

ではなぜ昔のアイアンはストロングロフト化しなかったのでしょうか?

正確に言うと、『当時のクラブ製造技術ではストロングロフト化が難しかった』ということだと思います。

昔のクラブ製造技術でストロングロフトのアイアンを作ったとしても、いわゆる「球が上がりにくい難しいクラブ」になるだけです。

ではなぜ、今はストロングロフトのアイアンが作れるようになったのでしょうか。

昔はアイアンと言えば、マッスルバックが一般的でしたが、現代は様々なヘッド素材(ステンレス、チタン、軟鉄etc)、クラブ形状(キャビティ、ポケキャビ、中空etc)、シャフトが開発されているので、ロフトを立てても楽に遠くに高い球が打てるようなクラブ開発が可能になったのです。

また上記の表を見ても分かる通り、クラブの長さも、昔のアイアンと最新アイアンでは同じ番手でも、最新アイアンの方が1インチほど長くなっています。

一般的にはクラブの長さが長くなるとヘッドスピードがアップするといわれているので、こういった変化点も飛距離アップに繋がっているといえます。

アイアンのストングロフト化によるメリット

アイアンのストロングロフト化によるメリットは『飛距離アップ』に尽きると思います。

どんなプレーヤーでも、人は年を取るとどうしても飛距離が落ちてしまいます。プロ並みの飛距離は必要ありませんが、アマチュアとは言え、やはり飛距離がある方が楽にプレーできますし、何よりボールが遠くに飛ぶというのは単純に楽しいです

飛距離が出なくて悩んでいる方、もしくは加齢によって飛距離が落ちた方でも、ストロングロフトのアイアンを使えば今よりもボールを遠くへ飛ばすことができます。

今より遠くへボールを飛ばせるようになったり、落ちた飛距離を取り戻すことができれば、きっと更にプレーが楽しくなるはずです。

スイングについてあれこれ試行錯誤するのも楽しいですが、現代のゴルフは進化した道具の恩恵を受けることも大切です。

自分の技術+最新ギアの恩恵を受けてゴルフをもっと楽しくしてみましょう♪

ストロングロフト化によるデメリット

では逆にアイアンのストロングロフト化によるデメリットはあるのでしょうか?

実は、私も以前ストロングロフトのアイアンを使用していたので、その時の実体験を踏まえて解説していこうと思います。

デメリット①~やっぱりミドルアイアンは球が上がりづらい~

ロフト角だけで見てみると、最新アイアン(SIM MAX)の4~5番アイアンのロフトは、昔のアイアン(ミズノMP33)の2~4番アイアンのロフト角に相当します。

製造技術の進化によって、やさしい形状・見た目に設計されているとはいえ、アドレスしたときに上から見えるフェースは『ロフト立ってて球上がらなそうだな…』というのが実際に使用した正直な感想です(^^;

実際のところ、5番6番はほとんどラウンドで使わないor自身がない、という方も多いのではないでしょうか?

最近では男子のツアープロでも5番アイアンをバックから抜いて、ユーティリティを使用するプロも増えてきました。女子プロにおいては5番6番を抜いて、『アイアンは7番から』という選手もいるくらいです。

そう考えると、アマチュアはもっと見栄を張らずにユーティリティ等のクラブを積極的に活用していくことが必要ですし、スコアアップへの近道かもしれませんね♪

デメリット②~PW以降の番手間の差が大きくなる~

少し分かりにくいと思うので、SIM MAXアイアンを例に挙げて説明していきたいと思います。

SIM MAXアイアンのPWはロフト角が『43度』に設定されています。

一般的にアマチュアの多くが『AW(52度)・SW(56度)』の2本のウェッジを購入することが多いと思いますが、この時点でPWとAWのロフト角に『9度』の差が生じています。(およそクラブ1本分の空白ができてしまいます。)

しかし、意外と多くのアマチュアがこのロフト角の空白に気付かず、『5~PWまでのアイアンセット+AW(52度)・SW(56度)』のパターンで購入していると思います。

その為、ロフト角の空白を埋めて、綺麗な4度刻みの階段にするには47~48度のウェッジを購入する必要があります。

とは言っても最近はウェッジを3~4本バックに入れているアマチュアの方も見かけるようになりましたね♪

ちなみに私もウェッジは3本構成です。(活かせているかどうかは別問題(^^;)

アイアンの本来の目的を忘れないようにしよう

ここまでアイアンのロフトに関して色々と解説してきました。
ゴルフメーカーの努力によって昔に比べると、我々アマチュアでも「楽に遠くに」飛ばせるようになりました。これは非常にありがたいことです。

実際にゴルフショップに行っても、ドライバーはツアーで人気の飛ぶドライバーが圧倒的に売れていますし、アイアンだって飛び系のアイアンが人気なのは事実です。

しかしアイアンにおいては『ターゲットに向かって正確に距離を打ち分けて、ボールを運ぶ』というクラブ本来の目的を忘れないことが大切です。

アイアンはドライバーと違ってボールを遠くへ飛ばす為の道具ではありません。(同じ番手で同伴競技者よりも遠くへ飛ばすことができたらうれしい気持ちになるのは分かります笑)

アイアンでしっかり距離を打ち分けて、難しいミドルアイアンはユーティリティを使って弱点を補う。ショートゲームはウェッジを駆使してしぶとくパーを拾う。自分に合ったドライバーを使って最大飛距離を実現する。

これが実現できたらだれでもシングルプレーヤーですが(^^;

しかし、今は本当にたくさんの素晴らしいクラブが各メーカーから発売されています。正しいクラブフィッティングを受ければ理想のクラブセッティングに近づくことも可能です。

道具選びもゴルフの楽しみの一つです♪気負わず考えすぎず、ゴルフを楽しんでいきましょう!
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