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アイアンのロフト1度で飛距離は何ヤード変わる?早見表でチェック!

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皆さんは『アイアンのロフト1度でどれくらい飛距離が変わるの?』という疑問を持ったことはありますか?

私もゴルフを始めたばかりの頃は、『PWは100~110ヤード、7番は150ヤード』くらいの認識しかもっていませんでしたが、道具に対してこだわりを持つにしたがって『自分のアイアンのロフトはどれくらいなんだろう?』とか『自分のクラブセットは綺麗なロフトピッチになっているんだろうか?』などなど色んな疑問を持つようになりました。

付き合い程度にゴルフする方ならそこまで気にしなくてもいいですが、『もっと上手くなりたい!シングルになりたい!』といった方にとってはとても大切な知識になると思うので、今回は『アイアンのロフト1度でどれくらい飛距離が変わるの?』という点について解説していこうと思います♪

もし、あなたも私と同じく進化を求めて、スコアアップを目指しているなら、アイアンのロフト1度でどれくらい飛距離が変わるのかを確認すると共に、身近なコーチに指導を仰ぎましょう。

 

アイアンのロフト1度でどれくらい飛距離が変わるか早見表でチェックしよう!

まずはこちらの早見表をチェックして『アイアンのロフト1度毎の飛距離』をチェックしてみましょう!

引用:ミズノ公式サイト

この早見表は以前の記事『ウェッジ(ロフト別)飛距離のヘッドスピード別目安を早見表で紹介』でも紹介した表です。

この表を見て分かる通り、アイアンのロフトが1度増えるとおよそ3ヤードほど飛距離が伸びます

一般的にアイアンは各番手3~4度刻みになっていることが多いので、番手間の飛距離差はおよそ9~12ヤードほどになります。

 

飛び系アイアンを使っている人はウェッジのロフトを見直してみよう!

飛び系アイアンを使っている人はウェッジのロフトを見直してみよう!

標準的なロフトのアスリート系アイアンを使用している人は特に気にしなくてもいいかもしれませんが、いわゆる「飛び系アイアン」を使用している人はPW以降のウェッジのロフト角をもう一度チェックすることをおすすめします。

飛び系アイアンと言われるストロングロフトのモデルはアスリート系のアイアンに比べてロフトが1~2番手程立っていることが多く、同じピッチングウェッジでもロフト角に4~8度程の差があることがあります。

つまりどういうことかと言うと、別途購入したAWとの間にロフト角の差が生じやすいのです。

最近発売されたテーラーメードのSIM MAXアイアンを例に挙げて説明しますね。

SIM MAXアイアン(PW) ウェッジ(AW) ロフト差
ロフト角 43度 52度 8度

ご覧の通りSIM MAXアイアンのPWと、アマチュアが購入することが多い52度のウェッジでは『8度』のロフト差があります。

つまり、1番手分の空白が生じているということになります。

このままでは最も重要な80ヤード~120ヤードの距離を、振り幅を変えたり、スイングスピードを変えたり、微妙な調整をしながら距離を打ち分けなければいけません。

そうなればミスも増えますし、そもそもアマチュアとって微妙な距離を打ち分けは非常に難しい作業です。できればロフトの空白を無くして、綺麗なロフトピッチを刻むことでシンプルに距離を打ち分けていきたいところです。

そのため、これらの作業を独学でやるのは至難の業です。

もし、あなたがスイングスピードの調整が苦手で、微妙な調整が難しいと感じているなら、コーチに直接指導してもらいましょう!例えば、ライザップゴルフだと今なら3,300円→3,300円(税込)のゴルフ力診断で、スイングスピードや振り幅の詳しいアドバイスを丁寧にしてもらうことができます!めっちゃおすすめです!

ゴルフコースの距離を想定したクラブセッティングをしてみよう♪

ゴルフコースの距離を想定したクラブセッティングをしてみよう♪

ここまでの解説でロフト1度の飛距離や、ロフトピッチの重要性は分かっていただけたのではないでしょうか?

ではそれを踏まえた上でどのようなクラブセッティングを組んだ方が良いのか、実際のプロのクラブセッティングを参考に解説していこうと思います。

コースの距離に応じたクラブセッティング~藤田寛之プロの場合~

まずは藤田寛之プロの番手別飛距離から。

1W 270 7I 165
3W 250 8I 155
5W 235 9I 140
3U 215 PW 130
4U 205 AW 105
5I 190 SW 85
6I 180

一般的にツアープロの試合はPar4で430ヤードほどに設定されていること多いです。藤田寛之プロのドライバー飛距離は270ヤードなので、セカンド以降は約160ヤードくらいのショットが残る計算になります。

この表の数字を参考にすると、藤田プロはセカンド以降を7番以下のクラブで攻めていく計算になります。

また、藤田プロのクラブセッティングには『ロングアイアンを使用せずユーティリティを使用している』という特徴があります。

いくらパワーのある男子プロとはいえ、やはりロングアイアンでバーディチャンスに着けることはそう簡単ではないはずです。

藤田プロはツアープロの中でも決して飛ぶ方ではないので、あえて難しいロングアイアンを使用せずに、比較的やさしいといわれるユーティリティを使用することで欠点を補っているといえます。

アマチュアゴルファーはこの点を大いに参考にすべきだと思います

コースの距離に応じたクラブセッティング~アマチュアゴルファーの場合~

アマチュアがプレーするレギュラーティではPar4が約360~390ヤードに設定されていることが多いです。(実際にはもっと短い距離のPar4もありますが、ここでは間を取って375ヤードとします。)

そして一般的なアマチュアゴルファーの平均飛距離は230~250ヤードと言われています。(間を取って240ヤードとします。)

となると、多くのアマチュアが約120~150ヤードほどのセカンドショットを打つことになります。

そしてここで肝心なのが、『多くのアマチュアはパーオン率が低い』ということです。

つまり、セカンドショット以降のショートゲーム、アプローチがスコアメイクの重要なポイントとになるということです。

飛ばしたい一心からついついロングゲームに重きを置いたクラブセッティングになりがちですが、アマチュアの傾向から考えるとショートゲームに重きを置いたクラブセッティングの方が結果的にスコアアップに繋がりやすい可能性があります。

その為、先述したように『飛び系アイアン』を使っているアマチュアはPW以降のロフトピッチの見直しが大切になってくるのです。

~ゴルフスコアの70%は130ヤード以内のショットで打たれる~ ジャック・ニクラウス

偉大なプレーヤーの言葉は重みがありますね。

アイアン本来の役割を再確認しよう!

プロ・アマ問わず、ゴルファーは常に飛距離を求め続けるものだと思います。ドライバーが飛ぶようになれば自慢したいですし、同じ番手で人より遠くに飛ばせたら何となく気分が良いものです(^^; この気持ちはだれでもあるはず。

しかしアイアンの本来の役割は『距離をしっかり打ち分け、ターゲットにボールを正確に運ぶこと』です。

クラブそれぞれの役割をしっかり再確認して、特性を生かしながらスコアアップを目指しましょう♪

 

おすすめの飛び系アイアン

おすすめの飛び系アイアン

最後に個人的におすすめの飛び系アイアンを紹介しようと思います。やはり楽に飛ばせるアイアンは武器になります。おすすめの飛び系アイアンがこちら。スリクソンのZ585アイアンです。

引用:https://sports.dunlop.co.jp/golf/products/iron/srz5856000.html

このモデルは7番で31度といわゆるストロングロフトのモデルになります。

私は今もこのZシリーズの初代モデル『Z525アイアン』を使用していますし、この『Z585』も実際に試打してきました。

これまでZシリーズのアイアンを使用してきた体験を踏まえて良い点を以下にまとめます。

  • やさしいポケットキャビティ構造なのにフェースが小振りでシャープな印象、振りやすい
  • 打感が気持ちいい
  • ストロングロフトにも関わらず5番6番でも高い球が楽に打てる

このZシリーズのポケットキャビティ構造はとにかく、ヘッドが小振りに見えるのに、使用感は優しくて高い球が打ちやすいという点が最大のメリットだと思います。

アマチュアゴルファーはプロのようにアイアンでスピンをかけることが難しいので、グリーンで球を止めるためには高い球を打つ必要があります。実際にUSPGAの選手たちも硬いグリーンで球を止める為にとても高い弾道で打っています。

その点においてZシリーズのポケキャビアイアンは、ポケキャビ特有のヘッドがダブついて見えやすいというデメリットを限りなく排除しつつ、シャープな見た目で高い球を打つことができます。

とにかく多くのアマチュアゴルファーに一度は試してほしいクラブです。

 

今回のまとめ

ついつい話が脱線して長くなってしまいました(^^; 最後に今回の記事の要点を簡潔にまとめます。

  • アイアンのロフト1度の飛距離は約『3ヤード
  • 飛び系アイアンを使っている人はPW以降のロフトピッチを見直そう
  • アマチュアはショートゲームに重きを置いたクラブセッティングがスコアアップへの近道

以上です!

先ほども紹介したように、道具のチョイスも重要なわけですが、まずはあなた自身のスキル向上が一番です。私も昔は、距離の打ち分けが物凄く苦手で、正確にボールを運ぶことを難しく感じていました。

そのため、独学でやり続けることに限界を感じる部分もあったため、コーチにアドバイスをもらうようにしたんです。その甲斐あって今ではスコア100切りは当たり前になりました。

「スコア100切りが出来ずに、すでに1年以上経過してしまった…。なんとかしたい!」と独学でもがき苦しんでいるなら、一度だけでもOKなので、まずはコーチにアドバイスをもらいましょう!

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