ゴルフ|ドライバーの平均飛距離(男性アマチュア)は何ヤード?あなたは平均より飛んでる?
今回のテーマは「ドライバーの平均飛距離(男性アマチュア)」です。
ドライバーの飛距離はプロアマ問わず、全てのゴルファーにとって永遠のテーマです。「できれば平均よりも飛ばせるようになりたい!」と思う人が多いと思います。
今回は、実際の平均飛距離のデータをもとにアマチュアのドライバーが飛ばない原因について考察しつつ、飛距離を伸ばすためのポイントについても解説していこうと思います!
ドライバーの平均飛距離(男性アマチュア)は230ヤード!
アマチュアゴルファー1000人以上を調査した結果、ドライバーの平均飛距離(男性)は「230ヤード」だったそうです。
年代別で見ると、20~30代の男性アマチュアゴルファーは平均飛距離「240ヤード」です。意外とそこまで大きな差はないですね。ちなみに、女性アマチュアの場合は一番多いのが「150ヤード前後」という結果でした。
どうでしょうか?あなたはこの平均飛距離よりも飛ばせていますか?
もし、「平均飛距離よりも飛んでいない…」という方も決してあきらめないでください!
ドライバーの飛距離は、努力次第でまだまだ伸ばすことが可能です!
少なくとも平均250ヤードは、特別な才能がなくても誰にだって可能な数字です。
それでは次に、「なぜアマチュアはドライバーが飛ばないのか?」「アマチュアが効率よく最大飛距離を出すための方法」の2点について解説していこうと思います。
アマチュアのドライバーが飛ばない原因
ここでは、アマチュアのドライバーが飛ばない原因を大きく2つ解説します。
スイング自体の完成度を理由にしてしまうと元も子もないので、今回はその点は一旦抜きにして、それ以外の大きな原因について書いていきますね。
ドライバーの飛距離をロスする原因①「ミート率の低さ」
アマチュアのドライバーが飛ばない原因1つ目は「ミート率の低さ」です。
男性アマチュアよりも非力な女子プロが、男性アマチュアよりも遅いヘッドスピードで遠くに安定してボールを飛ばせるのは「ミート率」が高いからです。もちろん、スイング自体の完成度も違いますが、少ないエネルギーで効率的に飛ばすにはミート率の向上が必須になってきます。
ミート率を上げる作業は簡単ではないですが、一つ言えることはアマチュアのスイングは上下左右へのブレ・ムダな動きが多すぎるということです。
プロのスイングを生で見ると、軸が全くブレていないことに驚きます。TVで見るとダイナミックなスイングに見えますが、実際の目の前で見るとドライバーからアイアンショットはとても静かな動きでスイングしていることに驚きます。
個人的に一番驚いたのは、イ・ボミ選手とテレサ・ルー選手のスイングです。この2選手はスイング中に頭の位置が全くブレることなく、とてもスムーズなスイングをしていました。長いシーズンに渡って安定した成績をだしているのも納得でした。
とは言え、アマチュアがいきなりスイング軸を意識してもガチガチになるだけの可能性が高いです。まずは、少しずつ左右の動きを抑える意識でスイングして、その中でもわずかな重心移動を感じられるようになりましょう。
ドライバーの飛距離をロスする原因①「オーバースペックな道具を使っている」
アマチュアは自分でも気づかないうちに、ついついオーバースペックな道具を使っている場合があります。
「最近このシャフトが人気だから…」「好きなプロがこの組み合わせのドライバーを使っているから…」などなど。
もちろんギア選びもゴルフの楽しみの一つなので、それでも全然問題ないと思います。実際私もそうでしたしw
ですが、もしドライバーの飛距離不足に悩んでいるのなら、もう一度自分の使っている道具のスペックを見直した方が良いかもしれません。
特に要注意なのが、ドライバーで硬さ「X」等のシャフトを使っている人、アイアンにダイナミックゴールドのシャフトを挿している人です。余程のパワーヒッターであれば問題ないかもしれませんが、正直、上記のような硬さのシャフトはほとんどのアマチュアにとって完全なオーバースペックです。
シャフトに関しては、純正なら「S」、カスタムシャフトなら「S」か「SR」くらいがちょうどいいと思います。人によっては「R」でベストな場合もあります。
少しでも心当たりのある人は、もう一度自分に合った適正なスペックを選び直すようにしましょう。
ドライバーの飛距離をアップさせる2つの方法
アマチュアがドライバーの飛距離をロスする原因を理解したところで、次は、どうやってその飛距離をアップさせるかについて解説していこうと思います。
アマチュアのドライバーの飛距離をアップさせるために一番効果的な方法は、大きく2つあります。それは「ヘッドスピードを上げること」と「適正スペックの道具を使う」ということです。
飛距離をアップさせる方法は色々ありますが、この2つが最もシンプルで効果的です。それでは早速この2点について解説していきます。
ヘッドスピードをアップさせる
ヘッドスピードを上げるには2つの方法があります。これは実際に私も試してみて効果があったものです。
まず、一つ目は「パワースイング」という練習器具を使った素振りです。
このパワースイングという練習器具は、見た目にも分かる通り、先に付いている羽の空気抵抗によりスイング中にかなりの抵抗を感じます。実際にスイングしてみると分かるのですが、手だけのスイングでは振り切ることができません。
なので、自然と体の大きな筋肉を使ったスイングが身に付きます。
このパワースイングで10回程度素振りした後に、自分のドライバーに持ち替えるとかなりヘッドスピードが上がったことを実感できます。値段も手ごろですし、羽は折りたたむこともできるので持ち運びにも苦労しません。
そしてもう一つおすすめなのが「スピードウッシュ」という練習器具です。
一時期ツアープロの間でも人気になった練習器具で、石川遼選手も使用していましたね。
この練習器具の最大の特徴は「オーバースピードトレーニング法」という理論を採用していることです。簡単に言うと、「自分の中のスピードのリミッターを外す」ということです。
人はいくらクラブを速く振ろうと思っても、無意識の内に脳が「自分のスイングスピードはこれくらいだ。」とブレーキをかけていて、思ったより速く振ることができません。
ですが、このスピードウッシュのように軽いものを5~10回程思いっきり速く振ることで、自分の中のスピードリミッターが外れます。
実際に、このスピード ウッシュを5回程度思いっきり振った後に、自分のドライバーを振るとスイングスピードが3~5m/s上がります。
形状的にキャディバックにそのまま入れることもできるので、普段の練習やラウンドのちょっとした空き時間にも使うことができます。
適性スペックのクラブを使う
実はアマチュアの方の多くが、オーバースペックの道具を使っている可能性があります。
単純にまとめると、「ドライバーのロフトが立ちすぎている、アイアンを含めてシャフトが重すぎる、硬すぎる」といった感じです。
最近のゴルフ道具には「低スピン化」「アイアンのストロングロフト化」という2つの大きな特徴があります。
これらは、適正なスペックの道具を使うことで大きなメリットになるのですが、オーバースペックな道具を選んでしまうと、飛距離をロス
する原因にもなります。
また、シャフト選びに関しても「振り切れる範囲で重いものを選ぶ」と言われることが多いですが、これに関しても逆に「違和感のない範囲で軟らかいシャフト」を選ぶことをおすすめします。
一部のパワーヒッターは、硬くて重いシャフトを使いこなすことができるかもしれませんが、それにも相当な練習量が必要です。
実際のところ大半のアマチュアは、上記のように柔らかいシャフトを使った方が、ボールの高さもキャリーも出しやすくなります。
なので、ボールの弾道が低い方、ドライバーでキャリーが出ない方は、シャフトを1~2段階軟らかいものに変更にしてみることをおすすめします。
自分に合った正しいスイングを身に付けよう!
今回は『ドライバーの平均飛距離(男性)』をテーマに、飛距離を伸ばすポイントなどについても解説してきました。
そして最後に、飛距離を伸ばす上で避けて通れないのが、「正しいスイング」を身に付けるということです。
練習でヘッドスピードを上げても、適正なスペックの道具を揃えたとしても、それを活かすには効率の良い正しいスイングを身に付けておく必要があります。
もしあなたが、自分に合った正しいスイングを身に付けることができれば、ドライバーの飛距離は間違いなく伸びるでしょうし、とても大きなアドバンテージになります。ドライバーの飛距離が20~30ヤード伸びると、全く違った景色が見えてきます。セカンドショットで持つ番手は短くなり、パーオン率も上昇することで、平均スコアもグッと良くなるはずです。
実際、プロの世界でもドライバーの平均飛距離が310ヤードを超える選手だけで、賞金総額の半分以上を稼いでいるというデータもあるほどです。
少し話が逸れてしまいましたが、もしあなたが「今のスイングを変えたい!」「ドライバーの飛距離を伸ばしたい!」と思っているなら、独学の練習はせずに必ず専属トレーナーのいる環境で練習することをおすすめします。
ハッキリ言いますが、スイングに関する知識が乏しい我々アマチュアが、独学の間違った練習を続けることほど時間とお金を無駄にすることはありません。
トッププロですら専属のコーチを雇って練習するのが常識です。なぜなら、それが最も効率的だからです。
とは言え、どんなレッスンでもいいというわけではありません。
大事なのは、「スイング解析機器などが充実していて、質の高いトレーナーがいる環境」で練習することです。
そしてこの条件を高いレベルで満たしているのが『ライザップゴルフ』です。
ライザップゴルフと聞くと「レッスン代が高い」というイメージを持っている方も多いと思いますが、ライザップゴルフの練習環境を考えるとコスパは非常に高いと思います。
実際、ライザップゴルフほどの練習環境、確率された練習メソッド、質の高いトレーナーが揃ったレッスンはなかなかありません。
また、小人数やグループでのレッスンをだらだらと続けるよりも、短期間でトレーナーと1対1の環境で質の高い練習をする方が何倍も効果的です。
とは言え、いきなりレッスンに申し込むのも勇気がいると思うので、まずは『スイング診断』を受けて自分のスイングを問題点を洗い出すところからスタートしてみましょう。
たった1回のスイング診断でも、自分のスイングを激変させるキッカケになる可能性があります。まずは勇気を出して受けてみましょう!