ゴルフのスコアで70台の割合はわずか0.6%!トップアマになるためにクリアすべき5つの必須条件
多くのアマチュアゴルファーにとって「ゴルフスコア70台」は夢であり目標です。
ベストスコアが70台という人ならいるかもしれませんが、毎回平均して70台でプレーできるようなアマチュアゴルファーはかなり少ないのが現実です。
では、一般アマチュアがゴルフスコア70台でプレーする為にはどんなことが必要になってくるのでしょうか?
「トラック1台分のボールを打てばゴルフは上手くなる」なんて言葉も聞いたことがありますが、そんな非効率なことをする必要はありません。
正しい知識と正しい練習を積み重ねればきっと誰でも70台の壁を突破することができるはずです♪
ということで、今回は一般アマチュアゴルファーがゴルフスコア70台を達成する為にクリアすべき5つの条件について話していこうと思います。
現状、コーチにアドバイスをもらわずに、我流でやっているあなたのスコアはどのくらいですか??
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ゴルフスコア70台でプレーできるアマチュアは一握り!ゴルフ歴別の割合で見てみよう
まずはこちらの表をご覧ください。
引用:公益社団法人 日本パブリックゴルフ協会 ゴルファーの動態調査報告書(平成24年)
以前、『ゴルフスコア80台を出すための練習量ってどれくらい?上達しない人の共通点は○○』という記事でも紹介したことがある『ゴルフ歴別の平均スコアの割合』をまとめた表です。
この表を見ても分かる通り、ゴルフ歴15年を超えるようなベテランアマでもゴルフスコア70台を出せるのは『8.5%』。10%もないんです…。ゴルフ歴15~20年でやっと10%を超えてきます。それだけゴルフスコア70台という壁は、アマチュアにとって高い壁ということです。
一般的に競技ゴルフで上位を争うようなトップアマは『5下シングル(ハンディキャップ5以下)』と言われます。
この『5下シングル』と言われるトップアマは、いかにして70台の壁を突破したのか?90~100台で伸び悩んでいるその他大勢の一般アマと何が違うのか?
ここからはその点について解説していこうと思います。
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トップアマの仲間入りをするためにクリアすべき5つの条件
ただやみくもに練習やラウンドを繰り返していても、それは時間やお金を無駄にするだけでスコアも改善しません。
ゴルフスコア70台の壁を突破し、トップアマの仲間入りを果たすには満たすべきいくつかの条件があります。もちろんそれは挙げればキリがないので、今回は最低限達成すべき5つの条件を解説していこうと思います。
トップアマへの条件①ドライバーの正確性
アマチュアにとって一番の悩みの種は『ドライバー』です。いくらアイアンが良くても1ラウンドでOBを何発も打っていたらスコアはまとまりませんし、70台なんて夢のまた夢です。
1ラウンドでドライバーを使用するのはおよそ14回です。できればその14回の内10回はラフを含めて何とかグリーンに乗せられる場所に打てるようになっておきたいところです。
フェアウェイキープ率日本一の稲森選手でも年間のFWキープ率は69%です。それを考えると70台を目指すアマチュアはできればOBは1ラウンドに1回まで、14回の内10回はラフを含めたパーオンを狙える場所に打てる技術が必要です。
トップアマへの条件②ショートゲーム力の向上
ゴルフの帝王ジャックニクラウスも『ゴルフスコアの70%は120ヤード以内のショットで打たれる』という名言を残している通り、ゴルフスコアに最も直結するのがショートゲームです。
ショートゲームの重要性は耳にタコができるくらい聞かされていても、練習場ではついついドライバーをメインに打ってしまう…。という方も多いのではないでしょうか?
実際に、パワーゴルフのイメージが強いアメリカでもジュニアの育成ではロングゲームよりもショートゲームに重点を置いて指導するそうです。
では実際にどのような練習をすればいいのか?というと、一口にショートゲームと言っても、ボールのライ、足元の状況、グリーンの状況やピンの位置、ハザードの有無などなど状況は無限です。
そこで今日は『超一流プロ、フィル・ミケルソンがショートゲームで大切にしている大原則』を紹介しようと思います。
- フェースは開かない
- グリップは短く持たない
- バックスイングは腰の高さより上にあげない
超基本ながら、ミケルソンらしさの詰まった極意ですね。まず①ですが、ウェッジを持つと何となくフェースを開くアマチュアが多いと思いますが、これはショットの難易度が上がるだけでアマチュアにとってあまりメリットはありません。目標に対して真っすぐアドレスし、真っすぐフェースをセットして打つ。やはりこれが基本です。
次に②です。確かにTV中継を見てもミケルソン選手はどんな短い距離のアプローチでもグリップを短く持つことはせず、いつも通りぐりっを目いっぱい長く握っています。
これにも「グリップを長く持ったり短く持ったりするとスイングテンポが変わるので、どんな距離でもグリップを持つ長さは変えない」という考えがあるそうです。③に関しても、少しでもショットの正確性を上げるために行っており、とにかく『基本に忠実に、不必要に難しいことはせずシンプルに』という姿勢を徹底しています。
アマチュアもこの点を大いに参考にすべきで、小難しいことはせずにシンプルにゴルフをすることがスコアアップへの近道になると思います。
トップアマへの条件③最低限のマネジメント力を身に付ける
ゴルフスコアを向上させる為には適切なコースマネジメントが必要です。
特にアマチュアが今すぐにでも身に付けるべきマネジメントは、トラブルショットの対応とパッティングでのマネジメントです。
例えば林の中に打ち込んでしまった場合、ミスを挽回しようと一か八かのショットをするのではなく、ミスを受け入れて冷静にフェアウェイにレイアップすることです。当たり前のことですが、これができていない人が多いんです。
プロもスコアの動く3日目や逆転を狙う最終日こそ、林からのショットを狙いますが、それ以外の多くは冷静にフェアウェイにレイアップしています。
またパッティングに関してもアマチュアはまず、『距離感』を重視すべきです。アマチュアの多くがカップに入れたい気持ちが強すぎて、ついつい距離をオーバーしていまい、3パット…4パットとトラブルに陥ってしまいます。
アマチュアはまず、3パットしないことを目標に距離感を重視しながら曲がり幅を少し大きめに読んで打つことをおすすめします。
トップアマへの条件④メンタルコントール術を身に着ける
『ゴルフはメンタルのスポーツ』と言われることもあるほど、ゴルフにおいてメンタルコントールは大切です。
今回紹介するメンタルコントール法は『リズム・テンポと呼吸』です。まず、「リズム・テンポ」に関してですが、これはスイングリズム・テンポとか一場面に限った話ではなく、ゴルフにかかわる場面にすべてにおいて一定のリズム・テンポを意識するということです。
一つ例を挙げます。アメリカツアー3勝を挙げた丸山茂樹選手は普段の練習やゴルフ場の内の移動、コース内を歩く時などすべての場面において「1・2・3~1・2・3~」というテンポを頭の中で繰り返すそうです。
どれだけプレッシャーのかかる場面でも意識するのはこのリズムだけだそうで、そうやって頭の中をシンプルにすることでどんな場面でもいつものパフォーマンスを発揮できるように工夫しているそうです。
次に「呼吸」ですが、これは腹式呼吸をおすすめします。呼吸は自律神経に大きな影響を及ぼします。プレッシャーのかかる場面では交感神経が優位に働き、ついつい力んでしまいます。そんな時には以下の手順で腹式呼吸をして心を落ち着かせましょう。
- 背筋を伸ばして、おへその当たりに手を当てる
- お腹の中を空っぽにするイメージで、おへそが凹むまで息を鼻からしっかり吐ききる。
- 凹ませたお腹の力を抜いて、華から息を吸い込む。(少しずつお腹に空気を送り込むイメージで。)
- ①~③を3回程度ゆっくり繰り返す。
お腹に手を当てることで、自然と自分の体幹・重心を意識することもできるのでどっしりした安定感のあるスイングにも繋がりますよ♪
トップアマへの条件⑤我流をやめて正しい練習方法を身に付ける
すでに70台でスコアが安定しているトップアマの方は、自分のスイングの傾向・修正方法・練習法などが正しい方向で確立しているのでそのままで大丈夫だと思います。
しかし、これから70台を目指す人、今現在スコアが伸び悩んでいる人は、一旦これまでの我流の練習を見直すことをおすすめします。
ゴルフの上達において『第三者の視点を入れてチェックを受ける』ということはとても重要です。
アメリカPGAツアーではコーチを付けるのが常識で、B・ケプカ選手はショット・パット・ショートゲームなど各部門ごとに専属のコーチと契約しているほどです。その結果としてメジャー大会3勝を達成しています。
第三者の視点からのチェックを受けることで、自分では絶対に気付くことのできなかったスイングの改善点を発見することができます。また、その弱点を改善する為の練習法やヒントも同時に得ることができます。
この作業を自分一人で行おうと思ったら、途方もない時間がかかります。
ただでさえ時間のない一般アマチュアゴルフファーならなおのこと…。時間はもちろんお金だってかかります…。
余計な遠回りはせずに一度、正しい知識・技術を持った人からスイングをチェックを受けてみましょう。
ここで大切なのが、近所の練習場の適当なレッスンは受けないことです。ある程度のレッスン・スイングチェック力のクオリティが保証されたところでスイングチェック・レッスンを受けることが大切なんです。
そこでおすすめなのがライザップゴルフの『オンラインのスイング診断』です。
これなら自分のスイング映像を撮って送るだけなので、近くに有名なレッスンスタジオがない地方の方でもプロのスイング診断を受けられます。
しつこいようですが、大切なのは一度我流の練習をストップして、クオリティが保証されたスイングチェック・レッスンを受けることです。
特に長年我流で練習を行ってきた人や、ゴルフを始めたばかりの100切りを目指している方々です。少し勇気が必要かもしれませんが、第三者の視点から自分のスイングをチェックしてもらうことで、上達がグッと飛躍する発見・アドバイスがあるかもしれません♪
迷いながら練習を続けるくらいなら一度『オンラインのスイング診断』を受けてみましょう!